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「SHIN-HOTEL」に宿泊。コンパクトなのにムダがない、機能的なホテル【宿泊記】

SHIN-HOTEL

武雄温泉駅と長崎駅を結ぶ西九州新幹線が2022年9月に開業します。今後の延伸については計画が難航していますが、九州内での移動も利便性が向上しつつあります。

西九州新幹線の停車駅になる諫早駅方面に行く機会があり、諫早駅前にある「SHIN-HOTEL」に宿泊したので紹介したいと思います。

諫早駅直結でアクセス抜群

SHIN-HOTEL

SHIN-HOTELは長崎県の諫早駅直結の好立地。駅ビル「iisa(イーサ)」の中にあり、改札口から徒歩2分でアクセスすることができます。

諫早駅は2022年9月に開業する西九州新幹線の停車駅になっていて、再速達の列車でも停車する主要駅になっています。長崎県内の中でも比較的アクセスのよい場所なのではないでしょうか。新幹線の開業に伴って駅構内が整備されるタイミングで、2021年3月にオープンしたホテルになっています。

現状の諫早駅前は新幹線開業前ということもあって「なにもない」というのが正直なところです。24時間営業のコンビニは片方の出口にしかないですし、飲食店はほとんどありません。駅ビルなどの建物やバスターミナルの整備は進んでいるので、これから栄えていくのかなと思います。

シングルルームに宿泊

SHIN-HOTEL

SHIN-HOTELの客室タイプは4種類で、今回はシングルルームに宿泊しました。

  • シングルルーム
  • ツインルーム
  • ジュニアスイート
  • バリアフリールーム

部屋タイプは普通のビジネスホテルという感じですが、SHIN-HOTELには女性専用フロアがあります。女性専用のアメニティも揃っているので、女性が1人で宿泊する場合でも安心です。

客室の様子

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シングルルームの広さは14.5㎡で最低限の広さです。1人用の客室なので多くの人は問題ないと思いますが、あまりに大荷物だと窮屈に感じるかもしれません。

2021年3月にオープンした新しいホテルだけあって、客室内はすごくキレイでした。

ベッドはダブルベッド

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ベッド幅は140cmとシングルルームですがダブルベッドが設置されているので、1人で寝る分には広々と使うことができます。

枕側の壁の中央がクッション素材になっていて、ベッドにもたれかかりやすいようになっていました。

SHIN-HOTEL

枕元には電源スイッチとコンセントが2つが設置されています。USBポートはありません。

電源類は凹みになっているので、スマートフォンなどであれば置いておくことができます。

SHIN-HOTEL

テレビは壁掛けタイプで、ベッドの前に設置されています。

ベッドに座ってテレビを見る際は、ベッドの壁にあるクッション素材が役に立ちそうですね。

デスク周りはムダがない

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ベッドの脇にはデスクがあります。奥行きのないデスクではありますが、簡単なPC作業であれば問題なくできると思います。

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デスクの端には冷蔵庫があり、、

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デスク脇のスペースには空気清浄機がありました。

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電子ケトルなどの設備やハンガーラックは壁側にまとめられています。

狭いスペースを有効活用していてムダがないと思いました。

水回り

SHIN-HOTEL

水回りは風呂・トイレ・洗面台が別になっています。

シャワールーム

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風呂はシャワールームのみになっています。シャワールームにしては広く作られていると思いました。

シャワールームには座る場所があって、身体を洗うのにとても便利です。

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シャンプーやボディーソープは共用のタイプ。

トイレ

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トレイは扉で区切られています。

扉を閉めると窮屈さは若干ありましたが、トイレが独立していると清潔感をより感じますね。

洗面台

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洗面台はシャワールームを出たところにあります。木目とタイルが使い分けられていてオシャレな雰囲気です。

客室内に置いてあるアメニティは歯ブラシだけでした。

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歯ブラシ以外のアメニティはフロント脇に置いてあります。

大浴場

SHIN-HOTEL

SHIN-HOTELには、男性用と女性用それぞれの大浴場があります。客室内がシャワールームだけだったのも納得です。

宿泊して一番の驚きだったことは、男性用の大浴場にはサウナがあるということです。「大浴場+サウナ」で疲労回復が期待できます。ちなみに、サウナは大浴場とは利用可能な時間が異なり、サウナは朝に利用できないようでした。

朝食は1階のカフェで提供

SHIN-HOTEL

SHIN-HOTELの朝食は、駅ビルの1階にあるカフェ「Seattle’s Best Coffee」にて提供されます。1度ホテルの外に出る必要があって少し迷いました。

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「Seattle’s Best Coffee」はホテルの朝食会場というよりも普通のカフェ。ホテルの利用客よりも普通にカフェに来たお客さんの方が多い感じがしました。

朝食付きのプランを予約していると、ホテルのフロントで朝食券を渡されるのでカフェで「モーニングセット」と引き換えができます。モーニングセットしか選べませんが、メインの料理やドリンクなどは選択できるので自由度は高かったです。

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メインの料理は「2種のハムとチーズのマフィン」を選びました。味は良くも悪くも普通のカフェという感じでした。

SHIN-HOTELと同じで新しい店なので、店内はキレイで雰囲気がよかったです。モーニングをしながら仕事をすることにもピッタリだと思います。

まとめ

SHIN-HOTEL

諫早駅前は開発中ということもあり、現状では年季の入った建物や施設が多いので、新しくなった駅ビルは存在感がありました。駅直結のSHIN-HOTELはアクセスや設備は抜群によく、諫早駅前のホテルの中では優位性が大きいと思いました。

諫早駅に需要が増えるかは分からないというのが残念ポイント。Jリーグクラブ「V・ファーレン長崎」のホームスタジアムの最寄り駅になっているので、サッカーファンを中心に需要が増えていくのでしょうか。

SHIN-HOTEL自体はとても満足でした。コンパクトな客室でしたがムダがなく洗練されていましたし、大浴場やサウナがあるのがよかったです。諫早に行く機会があればですが、また宿泊したいと思えるホテルでした。

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